タイ「 krungsri」銀行口座開設・活用のすゝめ|ビザ無し旅行者が10分発行できる最後の砦

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タイ銀行口座開設の最後の砦となるか?

年々厳しくなっていくタイ国内における外国人の銀行口座開設。現在、バンコク銀行本店(シーロム)では、非居住者・ワークパーミット無しでも日本人であれば口座を開設することが可能です。カシコン銀行も以前は旅行者でも簡単に開設できていましたが、今やワークパーミット無しでは100%不可。

そんな中、krugsri(アユタヤ銀行)ノービザ旅行者でも銀行口座が開設可能です。

 

krungsri (アユタヤ銀行)とは?

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通称Krungsri(発音:クルンシア)はアユタヤ銀行の事を指します。タイではバンコク銀行、クルンタイ銀行、サイアム商業銀行、カシコン銀行に次いで、5番目に大きい商業銀行(資産規模ベース)です。2013年に総額5,600億円で三菱UFJに買収され、2015年には同銀行のバンコク支店とアユタヤ銀行が統合されました。現在は株式の77%を保持する三菱UFJフィナンシャルグール傘下の海外銀行で、日本人がCEOを務めています。

実は、このM&A及び統合も色々とドラマがあり…当時GEキャピタルが主要株主だったのですが、GE全体の事業再編により売りに出された所を三菱がキャッチしました。続く統合については、タイ銀行行政が外資銀行に対して「1拠点主義」を貫いており、三菱タイ支店とアユタヤ銀行のデュアルオペレーションを許さない背景から、統合に至りました。

通常、タイ政府は外資企業の出資比率49%までという外資規制がありますが、このM&Aは特別な規制緩和の例だったと言えます。

1拠点主義
タイ政府が、進出している外国資本の銀行に対する、支店を展開している外銀は現地銀行への出資ができないとう規制。つまり、三菱UFJの現地支店を維持しつつ、新たにアユタヤ銀行を支配することは出来ないということ。
タイ商業銀行ランキング

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タイで5番目の資産規模を誇る(Wikiより)

アユタヤ銀行のKFS指標

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リテール業務に強みを持つ(三菱UFJ2014年資料より)

 

開設するならkrungsri トンロー支店がおすすめ

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スクンビット55通り。BTSトンロー駅から徒歩10分。

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Krungsri トンロー支店

今回口座開設に訪れたのはトンロー支店。アユタヤ銀行トンローのブランチは、富裕層(Exclusive)向けサービスがメインです。日本人を含む外国人がメイン顧客ですので、店内の設えは外国銀行のプレミアカウンターのように洗練されています。また、日本語サポートデスクが設置されており、日本語が話せるタイ人が常駐しています。

 

旅行者が開設可能なKrungsri 「Time Deposit Account」の詳細

今回開設したのは、タイ非居住者(ノンレジデント)向けの銀行口座で、正式名称は「Time Deposit Account」です。。必要書類がパスポート一つと奇跡的な手軽さで開設できる一方で、通常口座と比べていくつかの機能が制限されています。

基本的にはこのノンレジデント口座は、WPなどを持たない外国人向けに、気軽にタイバーツをデポジット出来るようにデザインされたサービスです。ですので、基本機能は支店での入金とATM(タイ国内・海外)での引出しがメインです。

 

それでも、昨今のタイにおける急激な銀行口座開設の制限を考えれば、十二分に有り難いサービスです。そして、実はこの非居住者向けの口座開設サービスは、アユタヤ銀行公式HPには記載されていません。

知る限りでは、バンコク銀行、カシコン銀行などは同サービスはありません。どの銀行も、国内居住者にしか開設を許しておらず、WPや賃貸契約書が必須書類です。

バンコク銀行本店での銀行口座開設
バンコク銀行のシーロム本店ではジャパンデスクが有り、無査証の旅行者でも通常銀行口座が開設できます。ネットバンクは利用できないそうですが、2016年にエカマイ支店で紹介で作った僕はネットバンクまで利用可能です。
1.パスポート
2.国際免許証の英文翻訳書類(シーロム日本大使館で取得)
3.タイ国内住所(ホテル可)
4. タイ国内携帯番号

タイ「バンコク銀行」銀行口座開設・活用のすゝめ|非居住者向け・オフショア口座

2017.08.13

 

Krungsri「Time Deposit Account」口座開設フロー

STEP1. ジャパンデスクへ

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写真奥がジャパンデスク。

日本語が話せる女性行員がいます。トンローは日本人駐在員が多いので、日本語で丁寧なサービスを受ける事ができます。

STEP2. パスポートを渡す

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ジャパンデスクらしく、日本語のサイネージが出ている。「いらっしゃいませ」

必要書類はパスポートのみ!通常、海外で口座開設となると、ビザ、不動産契約書、ワークパミット…etcなど複数書類が必要なのが通例です。年々開設が厳しくなる昨今、こんなに有り難いことはありません。

STEP3. 必要書類3枚に記入

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英語ができなくても日本語スタッフが親切に対応してくれる。

記入する書類は3枚だけです。しかも驚くほど簡素。殆どがサインのみで10箇所ほどにサインします。1枚のみ、タイの携帯電話番号、メールアドレス、海外居住先住所を記入します。

ここで、タイ国内の住所を求められることはありません。恐らく、タイの携帯番号を持って無くても問題なさそうな雰囲気でした。

STEP4. 1,000THBを支払う

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エクスクルーシブらしい優雅な雰囲気。Krungsriはタイ国内でも優良オフィス環境として表彰されている。

口座開設に必要な初期費用は1,000THBのみです。デポジットが500THB、開設手数料が300THB、ATMカード発行手数料が200THBの内訳です。2017年現在、カシコン銀行は3万THBの初期費用が必要なので手軽です。

STEP5. ATMカードの暗証番号を設定

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6桁の暗証番号を設定します。

STEP.6 即時発行!通帳とカードにサインして完了

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通帳とATMカード。ATMカードにはVISAマークがあるが実際は利用できない。また、氏名は実名ではなくPRIVILEGED MEMBERとなっている。

通帳とATMカードは即時発行です。特に旅行者には有り難いポイントです。この時点で、500THBが残高として通帳に記入されています。開設に要した時間はたった10分です。

アユタヤ銀行通常口座の開設方法
アユタヤ銀行で一般口座を開設するには、下記1,2が必要です。マルチカレンシーで開設できますが、バーツ以外は金利0%に近い数字です。
1. ワーキングパミット、レイバーコントラクトのいずれか
2. 6ヶ月以上の不動産契約書

 

ノンレジ銀行口座の活用方法とメリデメ

今回開設した”非居住者向け口座“のメイン活用方法は、訪タイの際のデポジットです。仕事や旅行で来た時に、余ったタイ・バーツを気軽に預金しておく事ができます。また、タイラバーの僕にとっては円高タイバーツ安の時に一気に両替しておき、口座に入れておく事も利用価値があります。

その一方、タイ非居住者の僕には、ネットバンクで残高確認ができないこと、オンライン送金ができないこと、VISAデビット機能が付帯していないこと、などはデメリットだらけです。ある程度、頻繁に訪タイしない方には何のメリットも無いです!

=できること=

  1. 窓口での現金デポジット(要パスポート)
  2. 窓口での現金引出し(要パスポート)
  3. タイのATMでの現金引出し
  4. タイの他銀行ATMでの現金引出し(手数料無料)
  5. 海外⇒タイへの国際送金
  6. 窓口でタイ⇒海外への国際送金
  7. クレジットカード発行

=できないこと=

  1. ネットバンクの利用(致命的…)
  2. VISAデビットカードの利用(VISAがついてるが機能しません)
  3. 預金金利を受取る(金利0%)
  4. 海外でのATM(VISA Plus)引出し
  5. ATMでの入金
非居住者でもクレジットカード発行可能
アユタヤ銀行ではこのDeposit口座にある一定額の預金を担保に、クレジットカードが発行可能です。発行日数は3週間で特別な必要書類は無し。例えば、30万円をカードの為に預金したらその分は、銀行 側にブロックされカード解約まで引き出せません。限度額は担保金の90%です。

THB 40,000:JCB Platinum
THB 12,000:Signature

通常、どの銀行もワークパーミット(労働許可証)が最低限必要。バンコク銀行は必要書類に加えて、担保金必要な事を考えると、かなり融通が効いたサービスと言えます。

 

タイで銀行口座開設するアナタへ

タイでの銀行口座開設を検討している方は本当に急ぐべきです。年を追う毎に、ワークパミットを持たない外国人の口座開設が本当に難しくなっています。2016年末には証券会社からSCB(サイアム商業銀行)への紹介状発行も実質禁止となったばかりです。

そして、海外で資産管理をしたい人にはタイはメリットがあります。タイを始めとして、ベトナム、フィリピン、ミャンマーなどは2018年末までの情報交換ネットワークへの加入を表明していない稀有な国なのです。

OCBC(経済協力開発機構)主導の情報交換制度(Automatic Exchange of Financial Account Information in Tax matters)の本格化によって海外金融機関が当該国の政府へ口座情報を報告し、そして、その政府が日本政府へそのまま自動的に引き渡し、海外資産が筒抜けに…。日本の税務署に海外で稼いだ金利を報告する必要が出てきます。

作るなら今でしょ!タイ好きの人には本当に便利ですよ♪

 

しかし!!!ベトナムはもっとイイです!

 

ネットバンキング利用や、日本での引出しなどの利便性や、年利6%超の高い金利を求めるのであれば、ベトナムをおすすめします!

バンコク⇔ホーチミンは飛行機で70分、安い時は往復100USD以下で移動できます!

ベトナム「ベトコンバンク」で外国人が銀行口座を開設する方法

2016.11.04

旅行者でも作れる!ベトナムの銀行口座開設の魅力

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経済成長目覚ましいベトナムの首都ホーチミンでローカル系・外資系の銀行口座開設サポートを行っております。年間6%を越える高金利、情報交換ネットワーク未加入、外国人旅行者でも開設可能な敷居の低さなどメリットが豊富。

年々、開設要件が厳しくなってきているので2017年までが勝負です!お陰様で多くのご要望を頂いております。

1 個のコメント

  • 2017.5に渡航予定ですが、まだ口座開設は出来ますか?またATM手数料(預入や引出し)はどういう感じなのでしょうか?

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