ホーチミンでプライオリティパスを使って快適空港ライフを。
今回は、タンソンニャット国際空港国際線ターミナルの中で”唯一”プライオリティパスが利用可能な「オーキッド・ラウンジ」の魅力をレポートします。
オーキッドラウンジの概要
オーキッドラウンジは、タンソンニャット国際空港のSASCO運営のビジネスラウンジです。主に、各航空会社のビジネスクラス及びファーストクラスの搭乗者”以外”の人が多く利用する比較的オープンなラウンジと言えます。
営業時間はAM6:00-AM2:00で24時間利用は不可能です。深夜2時以降に利用する場合、オーキッドラウンジの利用条件を満たしている場合、同2階のローズラウンジへ移管されまます。
同空港国際線ターミナルの「レ・サイゴネイズラウンジ」「ロータスラウンジ」「ローズラウンジ」は、プライオリティパスやダイナーズクラブカードなどのラウンジ特典での入場方法は不可能ですが、ここは’唯一それらが利用できます。(2019年3月現在)
入場には下記の4パターンがあります。
- プライオリティパス、ラウンジキーなどの各種ラウンジパス
- JCBの上位カード、ダイナーズクラブカード
- ベトナムの通信キャリア「Vittel」「Mobifone」「Vinaphone」などの上位会員
- サムスンギャラクシーエリート
ORCHID LOUNGEは2F左手方向の10~14番ゲートの傍に位置します。

オーキッドラウンジの利用条件
オーキッドラウンジを無料で利用するには、下記の方法があります。
- PRIORITY PASS(プライオリティ・パス)の所有者
- その他
最も有名なPRIORITY PASSの場合は、同空港内のLOTUS LOUNGEもアクセス可能なのですが、本DRAGON PASSの場合は、ORCHID LOUNGEのみが利用可能です。一方で、同パスでも国内線ターミナルでは、Le Saigonnais Business Loungeというオシャレなラウンジが利用できます。
ラウンジは1Fにあるので、階段かエレベーターを使って降ります。
今回はプライオリティ・パスを利用してラウンジへアクセスします。飛行機チケット自体はLCCのエアアジアなのですが、指定のラウンジパスがあれば、360日空港ラウンジが無料利用できます。
ORCHID LOUNGEの外観
まず、全体的な感想ですがORCHID LOUNGEは社会主義国の空港らしく”華やかさ”に欠けます。
日中に利用する時はあまり気にならないのですが、夜は照明加減がイマイチで、クラシカルな家具と合間って昭和のホテルのロビーラウンジのような雰囲気です。同空港内のLotus Lounge(ロータスラウンジ)の方が洗練された空間で、利便性と快適さがあり空港ラウンジらしさを味わえるでしょう。
クラシックな雰囲気です。

フードコーナーは品数は充実しています。メニューはフォー、シチュー、サラダ、焼きそば、チャーハン、春巻き、サンドイッチ、フルーツ…などなど10品近くありました。

この日はクリームシチューとビーフシチューが日替わりメニューでした。残念ながら、温かくなくてイマイチです。

サラダとベトナム風春巻きは普通です。

ベトナムの定番料理フォーは有名チェーン店 Phở Ông Hùng(フォーオムフン)の提供です。
流石のお店クオリティですので、これは「Good!」です。

ドリンクコーナーは一通り揃っています。


窓際のシートには、電源完備でラウンジ専用の高速Wifiにアクセスできるので、搭乗前のPCワークに最適です。

まとめ・感想
オーキッド・ラウンジいかかでしたか?
タンソンニャット国際空港のラウンジ
- Le Saigonais Lounge:ワンワールドとスターアライアンス加盟の一流航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスの搭乗者。
- Lotus Lounge1&2:ベトナム航空とANAのベトナム航空共同運行便、スカイチーム加盟の準一流航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスを対象。
- Rose Lounge:スターアライアンス各社、ワンワールド(JALとキャセイパシフィック航空)に加え、その他各種航空会社のビジネス及びファーストクラス搭乗者。ドラゴンパス可。
- Orchid Lounge:プライオリティパスを始めとした幅広いラウンジ特典が利用可能。