ホーチミンで何処に住む?日本人居住エリアを1区〜ビンタン区まで【徹底解説】

Vietcombank_Vietnam

ベトナム最大の経済都市ホーチミン市。

首都は北部ハノイですが、某大手求人サービスの案件数の80%が南部のホーチミンに集中しているように、とにかくお金・仕事・人・情報が集まっています。

2019年現在ホーチミンには10,000人を超える在留邦人が住んでいます。中短期の滞在者を含めると+20%は確実に増えるでしょう。隣国の中進国であるタイ王国バンコクが51,000人の日本人がいるので、その差は5倍です。

 

ホーチミンに定住する日本人は、大まかに次の4つのグループに大別できます。

  1. 相次ぐホーチミンへの日本企業進出に伴う派遣される駐在員組
  2. ビジネスチャンスを狙い自ら乗り込む事業家組
  3. リーズナブルな生活コストに魅了されたロングステイ組
  4. 日本で高まるベトナム熱を受けて流れ着いた現地採用組

其のほか、高い銀行金利や不動産投資の為に頻繁に来る投資家組もいます。

 

では、そんな彼等は何処に住んでいるのか?について私見的考察を述べて行きます。

2019年以降でホーチミン参入及び移住を考える人に参考にして欲しいです。19区と郊外5県から構成されるホーチミンでは主に6つの区に集中します。

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1区(Dist1)

レタントン通り(Le Thanh Ton St.)

レタントン通り-1区-ホーチミン-Le Thanh Ton-D1-HCMC

ホーチミンの商業と観光の中心レタントン通り

レタントンは1区の日本人街を含む観光施設と商業施設が集まるホーチミン中心の通りで超一等地です。

メイン通りには「ランカスター」「サイゴンスカイガーデン」「ノーフォークマンション」などの築年は古いが立地最高の元祖高級マンションがあります。この辺りのコンドは大手企業の駐在員で単身から家族まで’幅広く居ます。

人気のランカスターなどはワンルームで1,500USD、1BRでも2,000USDが平均で主に単身者が多いです。裏手のノーフォークマンションはサービスアパートで、1BDで2,500USD、3BD以上の大きい部屋だと4,000USDを超えてきます。

通称ヘムと呼ばれる小路地通りには多くの飲み屋、ラーメンなどの日本食、ガールズバー、セクシー系マッサージまで揃っており、日本人男性の憩いの場所と言えます。また、この入り組んだ通り内の店舗の上はサービスアパートで日本人の単身者男性が多く暮らします。数年前まで半分程度の手軽な値段でしたが、近年は高くなっています。

このエリアの概要

  • エリア特徴:1区中心街の一等地、日本人街
  • 1区中心からの距離:中心に位置
  • 日本人居住者の特徴: 単身の大手企業駐在員、駐在員ファミリー
  • コンドミニアム家賃相場:1,500 – 3,000USD
  • サービスアパート家賃相場:500 – 700USD

トンドゥックタン通り(Ton Duc Thang St.)

トンドゥックタン通り-1区-ホーチミン-Ton Duc Thang-D1-HCMC

サイゴン川沿に船着場、ホテル、オフィスビルが並ぶ

トンドゥックタンはサイゴン川沿を走る高級ホテルや商業ビルが立ち並ぶ一等地です。

サイゴントレードセンター正面のヘム(通り)の中では貸し部屋が多く、一ヶ月250USD程度で民家の一室に居候できます。IT系以外の新規参入する起業家や現地採用組みなど結構住んでいます。実はヘムの中の貸し部屋は、自分もベトナムに参入した当初は1週間程度滞在しました。福利厚生が手厚い大企業の駐在員は、まず居ません。

このエリアでの最高級物件は、ビンタン区方面に少し入った「ビンホームズ・ゴールデンリバー」で、駐在員は多くここを選びます。そもそも1区中心は土地が余っていなかったのですが、広大な政府用地を最大手のディベロッパービングループ(Vingroup)社が再開発し、将来的学校には、学校、病院、オフィスは勿論、地下鉄メトロの3番目の駅やヨットハーバーまである都市区に成長します。すでに、レタントンまで徒歩10分で超人気物件です。

このエリアの概要

  • エリア特徴:開発中後期フェーズの西洋色強めの高級エリア
  • 1区中心からの距離:徒歩5-10分
  • 日本人居住者の特徴: ビンホームズは駐在員、其の他は事業家、現地採用多め
  • コンドミニアム家賃相場:1,300 – 2,000USD
  • 民家の貸し部屋相場:200 – 300USD

グエンティーミーカイ通り(Nguyen Thi Minh Khai St.)

グェンティミンカイは1区と3区の境目となるローカルの雰囲気が感じらるエリアです。通りの中には日本語表記の看板のサービスアパートが多く、日本人の単身者が’多く暮らします。500-700USD程度の賃貸相場です。中心街へのアクセスが良いので、以前に比べて家賃は上昇傾向です。

このエリアの概要

  • エリア特徴:1区中心街至近のローカルエリア
  • 1区中心からの距離:徒歩で10分
  • 日本人居住者の特徴: 単身の駐在員、現地採用
  • コンドミニアム家賃相場:無し
  • サービスアパート家賃相場:500 – 700USD

 

2区 (Dist2)

タオディエン(Thao Dien)

タオディエン−2区-ホーチミン-ThaoDien_Dist2-HCMC

メトロ高架沿いの開発エリアと閑静な西洋風邸宅な並ぶ川沿い

タオディエンは2区の西洋の雰囲気が香る高級住宅街です。西洋人が多く居住しているエリアで、欧米系インターナショナルスクールが多く、ハイセンスなショップや飲食店が集まり、豪華なヴィラが立ち並びます。

メトロ駅の開発沿線沿いには多くのコンドミニアムの開発が進んでいます。主に2BDが多いですが、築年の割に比較的リーズナブルな部屋も多いです。また、インターや英語系学校に勤める教員が多く住む500 – 700USD程度の1BDのサービスアパートもあります。沿線から中に入った住宅街には、賃貸相場で3,000 – 5,000USD程度のプール付き高級ヴィラが多く、流石のリゾート感が漂います。

日本の駐在員ファミリーでも欧米のインターナショナルスクールを選ぶ場合、7区ではなくここタオディエンの「マステリ」などのコンドミニアムを選びます。居住する日本人はヴィラではなくコンドミニアムが多いです。投資対象としても有望で比較的価格が低かったので、有望な投資対象エリアとして日本人の購入者も多いです。

最近は観光客にも人気のエリアで、定番レストランの「The DeckSaigon」、有名フレンチ「La Villa.」や女子受けする雑貨店、カフェなども多くあります。

将来、地下鉄メトロの駅がタオディエンの’入口付近VincomMallに併設されますので、今後が楽しみなエリアです。

このエリアの概要

  • エリア特徴:開発中後期フェーズの西洋色強めの高級エリア
  • 1区中心からの距離:車で15-20分
  • 日本人居住者の特徴: 欧米系インターに子供が通う駐在員家族
  • コンドミニアム家賃相場:1000 – 2,00USD
  • サービスアパート家賃相場:500 – 700USD

参照:ホーチミン市「2区タオディエン」の紹介|Vietnam Life Style

トゥーティエム新都心(Thu Thiem)

トゥーティエム−2区-ホーチミン-ThuThiem_Dist2-HCMC

1区中心街へ橋でアクセス可能な上海のような湾岸商業センターへ

トゥーティエムはサイゴン川に面した2区の半島部分で、現在新都心計画が進むエリアです。

1区中心部の対岸に位置しトンネルを通れば車で5分の距離にあること、多くの投資家の関心を集めており、住宅街に加えて金融機関が並ぶビジネス街、高級ホテル、病院、学校が新たに建設される予定の大注目エリアです。

順次開発が進んでおり「サラ」などの居住区はすでに人が住んでおり、徐々に街が広がって行っている最中で、未だ居住というより投資対象の色が濃いです。日本人に関しては、まだまだ人がまばらで特に傾向は見られません。近い将来、1区へ繋がる橋がかかるので多くの人が移り住むことは必死でしょう。

今はまだまだ更地が多く建設中で住み心地はイマイチと思いきや、各コンドにはコンビニ、レストラン、病院などが併設されています。トゥーティエムトンネルを抜けて、1区まで渋滞なしでバイク通勤できるのは魅力。最近、駐在員の友人も2区タオディエンからここに移り住みました。

今後は1区中心部のトンドゥックタン通り側や「ビンホームズゴールデンリバー」、ここトゥーティエムの1区に面したセントラルエリア、そしてビンタン区などに面したサイゴン川沿いの開発が進み、本当に

上海、深セン、香港などの水辺の金融・商業都市経済特区が形成され、ホーチミンの発展の象徴となるでしょう。とにかくホーチミン市主導で投資を突っ込んでいる重点エリアなのです。

このエリアの概要

  • エリア特徴:開発初期フェーズの新都心
  • 1区中心からの距離:車で5分
  • 日本人居住者の特徴: まばら
  • コンドミニアム家賃相場:1,000 – 2,00USD
  • サービスアパート家賃相場:殆ど無い

参照:ホーチミン市「2区トゥーティエム」の紹介|Vietnam Life Style


3区 (Dist3)

ディエンビエンフー通り(Dien Bien Phu St.)

ホーチミンのアイコン大聖堂の裏手に位置し、日本領事館があるエリアです。高級サービスアパート「シタディン・リージェンシー サイゴン」などは駐在員に人気です。

ドータイン通り(Do Thanh St.)

高級サービスアパート「オークウッド」が人気です。

チュンディン通り(Truong Dinh St.)

3区の定番観光スポット統一会堂のそばで街路樹が綺麗なエリアです。この辺りはサービスアパートが多く500-800USDが相場です。1区中心へのアクセスが良いので、駐在員、現地採用、事業家など様々な単身者が暮らしています。

参照:ホーチミン市「3区」の紹介|Vietnam Life Style

 

4区 (Dist4)

ベンバンドン通り(Ben Van Don St.)

ベンバンドン-4区-ホーチミン-BenVanDon-Dist4-HCMC

ビテクスコタワーを望むリバービュー

ベンバンドンは1区の中央銀行がある”ベトナム版ウォール街”から小川を隔てたリバーサイド通りです。ぐんぐん開発が進んでおり、高級コンドミニアムが多く立ち並び、今は随分と小ぎれいな通りに生まれ変わってますが、裏手は4区らしい超カオスなベトナム感しかありません。

経済と観光の中心街へのレタントンやグエンフエへも徒歩で通勤可能なので、単身の駐在員も住んでいます。ビテクスコタワーに近いエリアには、「トレジャー」「アイコン56」「サイゴンロイヤル」など高級コンドミニアムしかなく、家賃相場2BDで800 -1500USD程度なので、現地採用社員が一人で住むには家賃が高いでしょう。

生活は4区自体に付属する生活インフラは乏しいので、何事をするにも川を渡って1区に行きます。交通量が多く家族向けのエリアではないので、単身者が多いエリアです。自分もここの2BDのコンドミニアム「トレジャー」を事業用に契約してます。小さな橋を渡れば、徒歩5分でビテクスコタワーや高島屋に行けるので、4区ながら利便性抜群で気に入っています。

ここは地場の大手ディベロッパーのノバランド(Novaland)社が積極投資しており、次々にハイエンドコンドミニアムが川沿いに建設され、今やハイエンドゾーンになりつつあります。今後は1区に統合される噂もあるので、そうなれば不動産価格や家賃は高騰するでしょう。

このエリアの概要

  • エリア特徴:絶賛開発中の中〜準高級エリア
  • 1区中心からの距離:徒歩で10分
  • 日本人居住者の特徴:単身の駐在員
  • コンドミニアム家賃相場:800 – 1,500USD
  • サービスアパート家賃相場:殆ど無い

参照:ホーチミン市「4区ベンバンドン」の紹介|Vietnam Life Style

 

7区 (Dist7)

フーミーフン新都市(Phu My Hung)

フーミフン-7区-ホーチミン-Phu My Hung-Dist7-HCMC

緑と川に囲まれたフーミフン新都市

フーミフンは7区のニュータウンで、ベトナムのイメージからかけ離れた美しい街です。

ホーチミン市政府と台湾企業のフーミーフン社が合弁で開発した高級街として有名。富裕層ベトナム人と日本、韓国、台湾のアジア系駐在員や移住組が主な居住者です。また、インターや英会話学校へ勤務する欧米人も一定数住んでいます。

ホーチミン日本人学校をはじめとした各国インターナショナルスクールが密集することから駐在員家族が多く、ファミリーフレンドリーな環境です。ここは1区から見れば郊外ですが、フーミフン街の中で、外国人向けの学校、病院、ショッピング、エンタメなど全てが完結します。一つの街に大型商業モールのVivoCityやCrecentMallまであるほどの充実ぶり。

外国人向けのコンドミニアムの殆どは2BD・3BDのファミリータイプで1,200 – 2,000USD辺りが家賃相場です。数多くの物件がありますが「グリーンバレー」「ハッピーバレー」「リバーパーク」などは日本人居住率も比較的高いです。一方で、単身者向けの賃貸物件は非常に希ですが、その代わりに韓国人街には500 – 600USDで住める月貸のホテル一体型サービスアパートが多くあります。

このエリアのコンドミニアムは近所の高級ヴィラに住むベトナム人オーナーが多く、複数物件を所有する場合が多いです。通りにはメルセデスの上位モデルやポルシェ、フェラーリなど駐車されており、ここでの経済力は完全にベトナム人が圧勝です。ちなみに自分自身、この民度が高い街が好きで自社オフィスも此処にあります。

このエリアの概要

  • エリア特徴:成熟した高級エリア
  • 1区中心からの距離:車で15-20分
  • 日本人居住者の特徴:駐在員ファミリー・工業地帯へ勤務する単身駐在員
  • コンドミニアム家賃相場:1,200 – 2,000USD
  • サービスアパート家賃相場:500 – 600USD

参照:ホーチミン市「7区フーミーフン」の紹介|Vietnam Life Style


ビンタン区 (Dist BinhThanh)

ファンビッチャン通り(Pham Viet Chanh St.)

ファンビッチャンはビンタン区の中でも1区レタントン至近の小さな下町通りです。

此処は数年前から日本食店が増えており、徐々にジャパンタウン化が進み今ではレタントンに次ぐ「第二の日本人街」と呼ばれています。ローカルなベトナムと日本の飲屋街の雰囲気が混じり合った街です。一人で立ち寄れる飲み屋も増えてきて、夜は日本人で賑わいます。

この通りはハイエンド向けの高級コンドミニアムは無く、メインはサービスアパートです。1区中心街への抜群のアクセスを確保、且つ家賃を抑えることができるので、日本人では駐在単身者、現地採用組、飲食店経営者また勤務者も多く住んでいます。駐在員家族は住まないエリアです。

このエリアの概要

  • エリア特徴:1区アクセス抜群のローカルな下町
  • 1区中心からの距離:車で5分
  • 日本人居住者の特徴:単身駐在員・現地採用など主に単身向け
  • コンドミニアム家賃相場:1,200 – 2,000USD
  • サービスアパート家賃相場:500 – 600USD

参照:ホーチミン市「ビンタン区ファンビッチャン」の紹介|Vietnam Life Style

グエンフーカン通り(Nguyen Huu Canh St.)

グエンフーカン_ビンタン区-ホーチミン-Nguyen Huu Canh-Binh Thanh-HCMC

ランドマーク81を中心に高層コンドミニアムが密集する

グエンフーカンは1区からビンタン区方面にトンネルをくぐった場所にある、高層コンドミニアムが密集する近代的な街並みが印象的なエリアです。ランドマーク81が開業するなど大規模投資を集める絶賛発展中の都市区と言えます。

この界隈の高層物件は1区への好アクセス、2区タオディエンへの子供の学校通学、7区の日本人学校のバス停車物件などの理由で、日本人の駐在員家族、単身者が多く暮らします。現地採用の人も複数でルームシェアをして暮らすケースも多いです。

特に「サイゴンパール」「ザ・マノー」「ビンホームズ・セントラルパーク」のコンドミニアムが、1区のベッドタウンエリアとして外国人に大人気です。コンドミニアムの殆どは1BDから4BD迄幅広いルームタイプが揃っており、単身者から家族までニーズをカバーしています。やや古いマノーでデザインを問わなければ2BDで700USDから探せます。

このエリアの概要

  • エリア特徴:1区アクセス抜群のローカルな下町
  • 1区中心からの距離:車で7分
  • 日本人居住者の特徴:駐在員家族・単身駐在員・現地採用など幅広い層の日本人
  • コンドミニアム家賃相場:800 – 1,800USD
  • サービスアパート家賃相場:500 – 600USD
参照:ホーチミン市「ビンタン区」の紹介|Vietnam Life Style

 

まとめ

ホーチミン市は日本人が暮らしやすい環境が整いつつあります。日進月歩で街並みが近代的に変わっていく”東洋の小パリ”で暮らして見ませんか?

 

T•A
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