ホーチミンでインフルエンザが猛威をふるっているので、予防接種を済ませて来ました。
ホーチミンで医療機関を受診する場合、一般的には医療水準と言語の観点から外資系のインターナショナル病院か日系クリニックが選択肢になります。
今回は保険適用外の予防接種だったので、料金を調べて最終的には1区レタントンのロータスクリニック(Lotus Clinic)を受診して来ました。ここロータスクリニックは、2007年設立のベトナム初の日系医療機関で日本人御用達です。

ここは完全予約制なので、予め電話で予約をして行きます。
受付はベトナム人スタッフですが、日本語が人並みに話せますので、問題は無いです。

診察室へ。日本から赴任されている吉田医師から簡単な問診をうけます。
ちなみに吉田先生は2018年10月一杯で任期を終えられるそうです
診察が終わると処置室へ。
ロータスクリニックさんでは、日本人看護師も常駐していますが、簡単な処置はベトナム人のようです。
ドクターも言ってましたが、ベトナムではインフルエンザは季節性の病気ではなく年中発生しています。ただし、発売元の製薬会社が年中共有をしないため、医療機関が備えるインフルエンザワクチンには数に限りがあります。
今回のワクチンは米国のマイラン製薬の「INFLUVAC」でした。注射なのでワンショットで終わります。摂取してから、実際に効力を発揮しだすまで2週間のタイムラグがあるので、早めの予防が肝心です。
日本語が話せるベトナム人看護師が注射を打ってくれました。
最後にカウンターで支払いです。予防接種は一般の海外旅行傷害保険や日本の国民健康保険は適用外なので、自己負担です。クレジットカードで440,000VND(2,200円)を支払います。
ロータスクリニックの場合、医師の診療費と予防接種の2つの合計なので、外資系病院の中では非常にリーズナブルです。例えば、7区のインターナショナル病院「FVホスピタル」の場合、750,000VND(3,700円)です。

以上、日本やバンコクよりリーズナブルに予防接種を受けることができました。
東南アジアのまともな外国人向け医療機関の中では、お得な料金です。
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